2009年、掲示板から始まった

2009年に、xblue.jpというドメインを取りました。最初に置いたのは、サークルの短い説明と掲示板だけです。デザインと呼べるものはなく、いま見るとずいぶん素っ気ないページですが、この掲示板がクロスブルーの入り口でした。

なぜ応募フォームではなく掲示板だったのか。理由はひとつで、フォームは「参加を決めた人」しか送れないからです。まだ決めていない人、聞きたいことがあるだけの人が書き込める場所が欲しかった。「相談から始める」といういまの形は、あとから設計したものではなく、掲示板という道具を選んだ時点で決まっていたのだと思います。

当時、性の悩みを書ける場所がなかったわけではありません。匿名掲示板ならいくらでも書けました。ただ、書いた瞬間に茶化されて流れていく。まじめに受け止められる前提で書ける場所は、探しても見つかりませんでした。ないなら小さくても自前で持つ。それが2009年の判断です。

最初のころの書き込みは、参加の申し込みより質問のほうが多かったと記憶しています。本当にお金はかからないのか。どんな人が来ているのか。いまよくある質問に並んでいるものと、中身はほとんど同じです。16年経っても、最初に聞かれることは変わっていません。

当時のページは、Internet Archiveという外部のアーカイブに残っています。2009年のクロスブルーを、いまでも見ることができます。読み返すと言葉づかいが硬くて、我ながらこなれていません。それでも、お金を介さないこと、いきなり会おうとしないこと。この二つは当時から書いてありました。年数の主張だけなら誰にでもできるので、確認できる形で置いておきます。

道具は変わりました。掲示板からメールになり、いまは相談フォームです。変わっていないもののほうは、クロスブルーとはにまとめてあります。

このJournalで、ときどき昔の話を書いていくことにします。16年分の記録は、断片ならいろいろ残っています。覚えているうちに、始まりから順に書き残していくつもりです。

運営元:2009年から東京で続く非商業セックスサークルクロスブルー。参加費や紹介料は頂かず、女性が安心して相談できることを大切に運営しています。

まずは、話すところから。

参加するか決めていなくても大丈夫です。不安なことからご相談ください。

女性の参加相談