「女性中心」って、どういうこと?

クロスブルーを運営する中で、相談の現場で見聞きしてきたことをもとに書いています。専門的な医療や性教育の解説ではありません。体の不調は医療機関に相談してください。

「女性中心」「女性の意思を最優先」。こういう言葉は、いろんなところで見かけます。私もよく書きます。ただ、言葉そのものには、ほとんど中身がありません。

女性中心かどうかは、宣言ではなく、その場の空気で決まると思っています。「今日はやめておきます」と言ったときに、何が起きるか。つまるところ、それだけのことです。


言葉ではなく、空気の話

「女性を大切にします」と書くのは簡単です。難しいのは、女性が気乗りしないと言ったときに、場の温度が下がらないこと。誰も不機嫌にならず、急かす人もいないこと。女性中心は、たぶんそこにしかありません。

仕組みのない「大切にします」は、気分次第で簡単に裏返ります。だからクロスブルーは、気持ちのほうではなく、場のつくり方のほうで女性中心を成り立たせようとしています。


男性を「集めない」ということ

男性を絞ることと非商業という、女性中心を静かに支える土台を示す抽象図

いちばん効いているのは、男性を集めるのではなく、絞っていることです。待てない人、欲求が先に立つ人を、入り口で外す。これは、女性のほうに「断る力」を求めるより、ずっと現実的だと思っています。

毎回身構えて意思表示をしなくても、はじめから待てる人しかいない。その状態をつくるほうが、女性はずっと楽に過ごせます。どんな男性がいるのかはセックスサークルの男性は、どんな人?に書きました。

もう一つは、お金が絡まないこと。「払ったのに」「もらったのに」がないと、女性の判断が損得で曲がりません。地味ですが、これが効きます。お金と主体性の関係はお金が絡む場との違いに書きました。


「選び放題」とは違う

念のため書いておきます。女性中心は、相手をカタログから選んで指名できる、という意味ではありません。少人数で非商業なので、そういう選び方はそもそもできません。

そうではなくて、やるかやらないか、続けるかどうか、今日はどこまでにするか。その判断が女性の側にある、というだけのことです。派手な特権ではありません。もっと地味で、本来は当たり前の話です。


見分けたいなら

「女性中心」と書いてあるだけでは、何も分かりません。確かめるなら、言葉ではなく、男性の絞り方とお金の扱いを見てください。たいてい、そこに本音が出ます。怪しいと感じたときの確かめ方はセックスサークルが怪しいと感じたときに確かめてほしいことに書きました。

運営元:2009年から東京で続く非商業セックスサークルクロスブルー。参加費や紹介料は頂かず、女性が安心して相談できることを大切に運営しています。

まずは、話すところから。

参加するか決めていなくても大丈夫です。不安なことからご相談ください。

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