スワッピング(夫婦交換)とは違うの?という疑問について

クロスブルーを運営する中で、相談の現場で見聞きしてきたことをもとに書いています。専門的な医療や性教育の解説ではありません。体の不調は医療機関に相談してください。

「セックスサークル」と調べると、ときどき「スワッピング」という言葉も一緒に出てきます。

混同して、「パートナーと二人で参加しないといけないのかな」「夫婦交換の場なのかな」と不安になる人がいます。ここははっきり分けておきたいところです。スワッピングとセックスサークルは、別のものです。クロスブルーがどうなのかも含めて書きます。


スワッピングとクロスブルーの違いを、参加単位・パートナー・断りやすさ・既婚の方の観点で比較した表

スワッピングは「カップル単位」が基本

スワッピングは、夫婦やカップルが、お互いのパートナーを交換する形を指すことが多い言葉です。

つまり、参加の単位がカップルです。パートナーと一緒に来て、相手のカップルと交換する。そういう前提の場が中心になります。これはこれで一つの文化ですが、「一人で性のことを相談したい」という人には、そもそも入り口が合いません。パートナー同伴が前提だと、ひとりで悩んでいる人は参加できないからです。


クロスブルーは「一人で来る」場所

カップル単位の参加と、個人として参加することの違いを示す抽象図

クロスブルーは、カップル単位の場ではありません。一人で相談に来る人のための場です。

パートナーを連れてくる必要はありません。むしろ、ひとりで性のことを抱えてきた人が、ひとりで相談に来る。そういう入り口です。既婚の方も、パートナーと一緒にではなく、自分一人として来ます。既婚の方の参加については既婚女性が、セックスサークルに相談するということに書きました。

「二人で行かないといけないの?」という心配は要りません。むしろ逆で、一人で来ることが前提です。


「一人で来られる」ことの、安心の側面

一人で参加できることは、ただの形式の違いではありません。安心の面でも意味があります。

カップル単位だと、「相手のパートナーに合わせなければ」「同伴者の手前、断りにくい」という圧力が生まれることがあります。連れの目があるぶん、自分の気持ちだけで「やめたい」と言いにくい。一人で来る形なら、判断の主語は最初から自分だけです。誰かに合わせる必要がなく、やめるのも続けるのも自分で決められる。女性の意思を最優先にする設計とも、ここはつながっています。詳しくは「女性中心」って、どういうこと?に書きました。


言葉の混同に振り回されないために

性に関する場には、いろいろな呼び名があります。スワッピング、ハプニングバー、乱交、サークル。言葉が近いせいで、中身まで同じだと思われがちです。

でも、参加の単位も、進め方も、安全の設計も、それぞれ違います。大事なのは言葉のラベルではなく、その場が実際にどう動いているかです。クロスブルーは、一人で相談から始められて、相手が事前に分かり、断れて、急かされない場です。ほかの場との違いは性を安心して試せる場所は、どこ?にまとめました。ハプニングバーとの違いはハプニングバーが気になる女性へに書いています。

ラベルで判断せず、中身で見てください。


よくある質問

Q. パートナーがいないと参加できませんか?

そんなことはありません。クロスブルーは一人で来る人のための場です。パートナー同伴は必要ありません。

Q. 既婚ですが、夫を連れてくる必要がありますか?

ありません。既婚の方も、自分一人として相談に来ます。家庭のことは家庭のままで構いません。

Q. スワッピングに興味があるのですが、対応していますか?

クロスブルーはカップル交換を前提にした場ではありません。一人で性に向き合いたい人のための場です。


運営元:2009年から東京で続く非商業セックスサークルクロスブルー。参加費や紹介料は頂かず、女性が安心して相談できることを大切に運営しています。

まずは、話すところから。

参加するか決めていなくても大丈夫です。不安なことからご相談ください。

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