セフレが欲しいけれど不安、という女性へ

クロスブルーを運営する中で、相談の現場で見聞きしてきたことをもとに書いています。専門的な医療や性教育の解説ではありません。体の不調は医療機関に相談してください。

「セフレが欲しい」と検索する女性は、たいてい同時に不安も抱えています。

恋愛は重いけれど、性のことは満たしたい。気軽な関係がいい。でも、個人で探すのは怖い。相手が豹変したら、しつこくされたら、どこかに広められたら。欲しい気持ちと、怖い気持ちが同居している。クロスブルーへの相談でも、この状態の人は珍しくありません。

「セフレ」を個人で作ることと、サークルという形には、安全のうえで大きな違いがあります。


個人で探すセフレとクロスブルーの違いを、間に入る人・トラブル時・リスク・続け方で比較した表

個人で作るセフレの、危ういところ

アプリやその場の出会いで個人的にセフレを作る場合、間に入る人も、守るルールもありません。

最初は良くても、相手が独占欲を出してくる、しつこく連絡してくる、関係を盾に何かを要求してくる。こうしたことが起きても、二人だけの関係だと逃げ場が作りにくい。個人情報を渡してしまっていれば、なおさらです。気軽なつもりが、いちばん重いトラブルになることがあります。アプリで個人的に探すことの構造はセックスサークルと、出会い系・マッチングアプリの違いに書きました。

気軽さと安全は、放っておくと両立しません。


女性が個人で探すと、リスクが偏る

セフレ探しのリスクは、男女で同じではありません。女性の側に偏って重くなりがちです。

身体的な力の差、つきまといや盗撮の被害、関係を盾にした要求。個人でつながった相手だと、これらが起きたときに頼れる第三者がいません。「気軽な関係のはずだったのに」と後悔する声は、たいていここから来ます。だからこそ、間に運営とルールが入る形が、女性にとっては意味を持ちます。安全側の設計は安全な性のコミュニティに必要なルールに書きました。


サークルという形が間に入る意味

二人だけの関係と、場のルールが間に入る関係の違いを示す抽象図

クロスブルーのようなサークルには、運営とルールが間に入ります。

誰と会うか、どこまでやるか、何が禁止かを、間に入る立場の人間が確認します。外部での個人的な接触を前提にしないので、私的につきまとわれる構造を作りにくい。気軽な関係を望むこと自体は否定しませんが、その気軽さを、安全な土台の上で持てるようにする、ということです。秘密や個人情報の扱いはセックスサークルはバレる?個人情報と秘密の扱い方にまとめています。

「気軽だけど、ひとりで抱えなくていい」。これが、個人で作るセフレとの一番の違いです。


続けるかどうかは、自分で決められる

セフレ的な、続いていく関係を望むこともあるはずです。クロスブルーは、それを否定しません。

同じ相手と、双方の同意と安全が守られた範囲で会い続けることは、問題ありません。一度きりにする義務もないし、続ける義務もない。どちらにするかを、その都度決められます。続く関係の考え方は継続的な関係を持つとはどういうことかに書きました。やめたいときにやめられることは一度参加したら、もうやめられない?という不安についてに書いています。

気軽さを、危うさとセットにしないために。間にルールが入る形を、一度検討してみてください。


よくある質問

Q. 恋愛はしたくないのですが、それでもいいですか?

構いません。クロスブルーは恋愛・結婚を前提にしていません。性について話し、関わる場です。

Q. 同じ相手と続けて会うことはできますか?

できます。双方の同意と安全が守られていれば、関係を続けても問題ありません。続けるかどうかは、その都度決められます。

Q. 気軽な関係を望むのは、いけないことですか?

いけないことではありません。気軽さを、ひとりで危険を抱える形ではなく、安全な土台の上で持てるようにする、というのがサークルの考え方です。


運営元:2009年から東京で続く非商業セックスサークルクロスブルー。参加費や紹介料は頂かず、女性が安心して相談できることを大切に運営しています。

まずは、話すところから。

参加するか決めていなくても大丈夫です。不安なことからご相談ください。

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