始まりと経緯
クロスブルーは「クロスブルー」という名前で2009年に発足しました。
きっかけは、「性の悩みや好奇心を安心して話せる場所がない」という実感でした。有料のイベントでもなく、出会い系サービスでもない。信頼できる関係性の中で、性の悩みや好奇心を扱える場所を、自分たちで作ろうとしたのが始まりです。
当時から変わらず大切にしてきたのは、次の3つです。
- 女性が安心して相談できること
- 無料・非商業であること
- 小さな信頼関係を守ること
東京のセックスサークルとして、2009年から続いているものは多くありません。年数だけが価値ではありませんが、続けてきた中で自然に残ったことは、信頼の根拠だと考えています。
活動が続いた時期
一時期、表向きの更新を止めていました。
理由はシンプルです。活動の場を、無理に広げたくなかったからです。知らない人が増えすぎることは、信頼関係の薄い場になることを意味します。公的な発信を止めながらも、仲間内やローカルな関係の中で、少人数の活動は続けていました。
その間も、「ここで相談してよかった」という積み重ねは続いていました。
発信を再開するにあたって
改めて発信を再開するのは、以前から相談を寄せてくれていた人への応答でもあります。
「どこに相談していいかわからない」「安全な場所を探している」「まず話すだけでいいところが欲しい」。そういう声を、長く受け取ってきました。
サイトの言葉や見た目は現代に合わせて整えますが、2009年から変えていないことはそのまま続けます。
変わらず大切にしてきたこと
続けてきた中で、自然に残ったものがあります。
- 女性が安心して話せること
- 無料・非商業であること
- 小さな信頼関係を守ること
- 法令順守と同意
- 参加を急がせないこと
- 男性に女性中心の場を理解してもらうこと
これらは、「こうあるべき」という方針として決めたものより、続けてきた中で「これがないと続かない」とわかったものです。
私たちが目指していること
「スポーツセックス」という言葉があります。ストレス発散や運動のように割り切って行うセックスのことです。私たちはそれを否定しません。
ただ、クロスブルーには、それだけでは物足りなくなった人が集まっています。男女ともに、「発散する」だけでは何かが違うと感じた人たちです。
私たちが考えるのは、「安心」と「信頼」のないセックスは結局ただの発散で終わる、ということです。とくに女性にとって、安心や信頼のないままの性的な関係は、どうしても消耗する体験になりがちです。
「消耗し合うセックス」ではなく、「満たし合うセックス」をめざして——それがクロスブルーの軸にある考え方です。
これからのクロスブルー
大きくしたいわけでも、派手にしたいわけでもありません。
活動を再開するにあたっても、女性が安心して相談できること、相談から始められること、急がせないことを、変わらず中心に置きます。
刺激を煽ることより、自分らしく性に向き合えること。そのための東京の小さなコミュニティを続けていきます。
