クロスブルー

2009年から続く、東京の小さなサークルです。

参加費も紹介料も取らない非商業のセックスサークルとして、2009年に始まりました。表向きの発信を止めていた時期も、仲間内やローカルな関係の中で活動は続いていました。

始まりと経緯

クロスブルーは「クロスブルー」という名前で2009年に発足しました。

きっかけは、「性の悩みや好奇心を安心して話せる場所がない」という実感でした。有料のイベントでもなく、出会い系サービスでもない。信頼できる関係性の中で、性の悩みや好奇心を扱える場所を、自分たちで作ろうとしたのが始まりです。

当時から変わらず大切にしてきたのは、次の3つです。

  • 女性が安心して相談できること
  • 非商業であること
  • 小さな信頼関係を守ること

東京のセックスサークルとして、2009年から続いているものは多くありません。年数だけが価値ではありませんが、続けてきた中で自然に残ったことは、信頼の根拠だと考えています。

活動が続いた時期

一時期、表向きの更新を止めていました。

理由はシンプルです。活動の場を、無理に広げたくなかったからです。知らない人が増えすぎることは、信頼関係の薄い場になることを意味します。公的な発信を止めながらも、仲間内やローカルな関係の中で、少人数の活動は続けていました。

その間も、「ここで相談してよかった」という積み重ねは続いていました。この時期のことは 表向きの更新を止めていた数年間のこと に詳しく書いています。

沿革

  • 2009年:発足。xblue.jp に説明ページと掲示板を置き、相談の受け付けを始める(当時の話
  • 2016年:法令に対する考え方をまとめたページを公開
  • 2017年〜2020年:ブログ形式で告知やコラム、開催スケジュールを発信
  • 2020年ごろ〜:表向きの更新を停止。仲間内とローカルな紹介の中で、少人数の活動と相談を続ける
  • 2026年:サイトを全面リニューアルし、発信を再開

当時のサイトは Internet Archive にも記録が残っています。年数の主張だけなら誰にでもできるので、外部から確認できる形で置いておきます。

発信を再開するにあたって

改めて発信を再開するのは、以前から相談を寄せてくれていた人への応答でもあります。

「どこに相談していいかわからない」「安全な場所を探している」「まず話すだけでいいところが欲しい」。そういう声を、長く受け取ってきました。

サイトの言葉や見た目は現代に合わせて整えますが、2009年から変えていないことはそのまま続けます。

変わらず大切にしてきたこと

クロスブルーが変わらず大切にしてきたことをあらわすイラスト

続けてきた中で、自然に残ったものがあります。

  • 女性が安心して話せること
  • 非商業であること
  • 小さな信頼関係を守ること
  • 法令順守と同意
  • 参加を急がせないこと
  • 男性に女性中心の場を理解してもらうこと

これらは、「こうあるべき」という方針として決めたものより、続けてきた中で「これがないと続かない」とわかったものです。

私たちが目指していること

「スポーツセックス」という言葉があります。ストレス発散や運動のように割り切って行うセックスのことです。私たちはそれを否定しません。

ただ、クロスブルーには、それだけでは物足りなくなった人が集まっています。男女ともに、「発散する」だけでは何かが違うと感じた人たちです。

私たちが考えるのは、「安心」と「信頼」のないセックスは結局ただの発散で終わる、ということです。とくに女性にとって、安心や信頼のないままの性的な関係は、どうしても消耗する体験になりがちです。

「消耗し合うセックス」ではなく、「満たし合うセックス」をめざして——それがクロスブルーの軸にある考え方です。

運営者について

このサイトとコラムは、クロスブルーを運営しているはるが書いています。2009年の発足から、相談を受け、面談をし、場をつくってきた当人です。

専門家として性を解説する立場ではありません。体や医療のことは、産婦人科などの専門機関に委ねます。ここで書けるのは、相談の現場で実際に見聞きしてきたことと、その積み重ねから言えることだけです。

名乗っているのは「はる」という名前だけです。参加者の身元を守るのと同じ理由で、運営者も自分の身元を細かくは明かしません。そのかわり、2009年から続けてきたことと、相談への向き合い方で判断してもらえればと思います。

これからのクロスブルー

大きくしたいわけでも、派手にしたいわけでもありません。

活動を再開するにあたっても、女性が安心して相談できること、相談から始められること、急がせないことを、変わらず中心に置きます。

刺激を煽ることより、自分らしく性に向き合えること。そのための東京の小さなコミュニティを続けていきます。

まずは、話すところから。

参加するか決めていなくても大丈夫です。不安なことからご相談ください。

女性の参加相談